2020年5月26日火曜日

口内炎について

こんにちは🍀
少しずつですが元の生活に
戻りつつありますね。


”口内炎”って言葉を聞いたことがある方もなったことが
ある方も多いと思います。
口内炎は痛みが強くなると、食事を摂るのも困難になる
こともあります。

口内炎ができた時、
「栄養が取れてないのかな」
「最近、睡眠不足だからかな」など、
頭に思い浮かべてみることも
ありますよね。
もちろんそういったことが原因で
口内炎を引き起こすことがありますが、
引き起こす原因にお口の中の補綴物などが
関係することがあります。

〜口内炎の原因と種類〜

【アフタ性口内炎】
生活リズムや栄養バランスの偏った
食事、疲労・ストレスなどが原因

口内炎の中で多いのが、
ストレスや疲労により免疫力が低下してできる
「アフタ性口内炎」です。
はっきりとした原因はわかっていませんが、
栄養バランスの乱れや睡眠時間の不足なども、
アフタ性口内炎ができる原因となります。

栄養が偏ることで口内炎のリスクが高まります。
皮膚や粘膜の健康維持に役立つ
ビタミンB2・ビタミンB6
ビタミンCなどが不足すると、
口内炎になりやすいと言われています。
口内炎予防のため、栄養バランスがとれた食事を
心がけることが大切です。

⭐️ビタミンB2が多い主な食品
・うなぎ
・納豆
・レバー
・卵

⭐️ビタミンB6が多い主な食品
・ささみ
・マグロ
・大豆
・バナナ
・さつまいも

⭐️ビタミンCが多い主な食品
・レモン
・ピーマン
・いちご
・じゃがいも
・ブロッコリー

免疫力を高める

疲労やストレスは免疫力を低下させます。
心身ともに休養を取り、疲れをためないようにすることも大切です。

【カタル性口内炎】
合わない被せ物・入れ歯、何らかの外傷が原因

カタル性口内炎とは、外傷や熱傷などによりできる
口内炎です。
食事をしていて誤って頬の内側や唇を
噛んでしまったことがある方も多いと思います。
その他にも入れ歯や被せものがあっていなかったり
矯正装置などが粘膜や歯茎に擦れたり
触れたりすることで傷になってしまい
口内炎を引き起こすこともあります。

アフタ性口内炎のように疲労や栄養バランスが
崩れたことが原因できた口内炎は休養を取ったり、
栄養バランスを整えたりすることで、
自然に消えることが多いですが、
カタル性口内炎のようにお口の中の補綴物や
入れ歯などが原因の場合は歯科医院での調整や
患者様のお口にあったものに作製し直すことが
必要になります。
このような原因での口内炎を防ぐためにも
歯科での定期的な検診は重要です。

その他にも当院では口内炎やお口の中の炎症を抑え、
治りを早くするための治療を行っております。

【レーザー治療】
殺菌・消炎鎮痛・排膿・組織の活性化などの
効果があるレーザーを使用します。
これにより痛みが軽減され、治癒を早める効果
があるとされています。


口内炎ができる原因は様々ですが、
栄養バランスの取れた食生活を心がけること
十分な睡眠をとること、
そしてお口の中を清潔に保つことが大切です。
口内炎に限らず、お口の中を清潔に
保つことはウイルスや菌などを排除させることにもなり、免疫力アップにも繋がります。
そのためにも日頃からのセルフケア、
歯科医院でのクリーニングで清潔な
お口の状態を管理していくことがとても重要になります。
歯科での定期的な検診では虫歯だけでなく、
ご自身では気づけない補綴物の不適などの
早期発見にも繋がります。

お口の状態を清潔に保ち、
全身の健康につなげましょう🌼


医療法人安賀歯科クリニック
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