2013年1月20日日曜日

歯周病は生活習慣病の一つです

こんにちは、今週は野崎です(^^) 最近テレビのCMや雑誌でよく”プラーク””歯石””などという言葉をよく耳にしますね。 そこで今更聞けない!?この2つを詳しくご説明します☆ 口の中には数百種類以上、数億個以上の細菌がおり、ご存じの方も多いかと思いますが実は細菌の数は肛門よりも多く、お口の中は人間の体の中でもっとも多くの細菌が棲息しているといわれています。 たくさんの細菌が棲息している事自体は問題ではないのですが、これらの細菌が何らかの原因によって増えすぎたり、細菌に食べかすが付着する事によって『歯垢(プラーク)=細菌の塊』が出来上がります。この歯垢が歯に強力に付着していき、歯茎に炎症を起こしたり歯を支えている骨を溶かす、まさに歯周病の原因菌なのです。 ※歯垢(プラーク)は歯周病だけではなく虫歯の原因でもあります。 ●歯周病は生活習慣病の一つ 生活習慣病は、食事の偏り、運動、休息、喫煙、アルコールなどの習癖とそれらの伸展に伴って発症する疾患といわれています。歯周病が歯科の疾患の中で、唯一生活習慣病としてあげられている理由は、日常生活習慣に左右されるからです。正しい歯磨きを行って、歯垢を除去していれば歯石はつくはずがないという理屈になりますが、それではなぜ歯石がたまってしまうのでしょうか? 歯垢の磨き残こしをそのまま放置しておくと、石灰化して歯に沈着します。そして、唾液中のカルシウムやリン酸と結合して、より強固な石が歯茎や歯茎の中にまでできてきます。これらの沈着物が歯石といわれます。 治療する際には、このような異物はきれいに除去し、感染予防のために口の中を清潔にして治療を行うのが原則です。長期間放置したままでいる人は、下顎の前歯部の裏側や、上顎の奥歯の表面などに歯石がピッタリと沈着しているケースがみられます。これは、歯茎を痩せさせたり、歯茎の中の歯石はさらに歯周ポケットを深くしたりして、歯をグラグラにしてしまう原因になります。 歯周病にならないようにするには、歯石を放置しないようにすることです!そのためには、歯周病の原因であるプラークの段階で早いうちに除去することが大切になってきます。歯石になってしまうと歯ブラシでは取れないので、歯医者さんに行ってクリーニングをしてもらいましょう☆だいたい3ヶ月〜6ヶ月が目安です(^^) 当院では歯科衛生士が優しくクリーニングさせて頂いてますので、お気軽にどうぞ(^-^)/