2020年5月9日土曜日

パルスオキシメーターについて


パルスオキシメーターは新型コロナウイルス感染者の肺炎の進行の早期発見に有効なツールとして、軽症者宿泊施設での活用が始まったことにより、その名前をニュースで聞いたことがある方も多いと思います😄


パルスオキシメーターとは、採血をすることなく指先に装着するだけで血液中の酸素飽和度と脈拍数を測定する装置のことであり、医療や介護の現場で主に呼吸器系の病気の病状を判断するために使用されています❗️



当院でも新型コロナ感染対策のため
受付時に手指を消毒してもらってから
パルスオキシメーターで酸素飽和度を測定させていただいております🌟








一般的な数値として
血液中の酸素飽和度が95〜99%が正常値であり、
90%を下回ると十分な酸素を全身の臓器に送れなくなった状態(呼吸不全)になっている可能性があるため、適切な対応が必要です。
ただ、測定値の意味合いは持病などによって異なるため、医療従事者の判断が望ましいです。



酸素の飽和度とは?
血液中の酸素の大半(健康なら99%近く)は
赤血球の中にあるヘモグロビンによって運ばれます。
飽和とは最大限の状態を指しますので、
酸素飽和度とはヘモグロビンが運べる最大限に対し、
実際に肺にある酸素を血液中にどれだけ取り込んで身体に運べているかを表します☝🏻
そのため肺炎になり、肺がダメージを受けているとそれだけ肺から血液に酸素が移せなくなってしまい、その結果酸素飽和度が下がってしまいます。



パルスオキシメーターは肺炎などの重症度を判断するには有効ですが、新型コロナウイルスに感染しているかどうかの判断はできないので注意をしてください⚠️



患者様はもちろんのことスタッフ一同の
感染予防も徹底しております✨
患者様に安心して来院していただける
環境づくりを整えておりますので、
ご理解ご協力の程宜しくお願い申し上げます。
しっかりと予防をして乗り切りましょう✊🏻


医療法人安賀歯科クリニック